愛知工科大学 工学部

iPadアプリ カラクリBOOKS公開!

iPadアプリ カラクリBOOK公開!

プログラミング研究会のiPadアプリ カラクリBOOKS『竹島と俊成さん』リリースまでの活動記録

プログラミング研究部が、タッチで動くiPad 絵本アプリ カラクリBOOKS を手がけるボランティア団体「カラクリBOOKS」(代表:筒井 潔 様)の活動に参加し、アップル社が提供するアプリとして「App Store」へ配信されるまでの活動をお伝えします。

プログラミング研究会のiPadアプリ カラクリBOOKS『竹島と俊成さん』リリースまでの活動記録

プロジェクト始動

プロジェクト始動

プログラミングをすることで、何か社会に貢献できるのではないか?
研究会のメンバーが思っていた、ささいな疑問。
それは、ふとしたきっかけで物語として動き出します。
顧問の實廣先生に、ボランティア団体カラクリBOOKSの代表である筒井さんからお話があったのは「一緒に蒲郡の物語を後世に残さないか」ということ。
以前、お手伝いいただいていたボランティアの方が忙しくなり、制作作業が難しくなったとのことで、Android アプリなどを制作していたAUTのプログラミング研究部に依頼が舞い込んできました。そこから、プログラミング研究部のメンバーの奮闘がはじまりました。自分たちの活動がアプリ開発を通じて社会貢献できることや、社会に自分たちのつくった「もの」が出せる、というステージを知ることになるのでした。


チーム開発の難しさ

チーム開発の難しさ

今回のカラクリBOOKSは、蒲郡高等学校美術部がイラストを担当し、プログラミング研究部がギミック部分のプログラミングを担当することになりました。
まずは、物語の全貌を理解し、制作に着手するものの、自分たちも、相手も初めての経験。イラストを担当する高校生の要望や想いをどのように実現し、最終的な作品のクオリティを上げていくか。それは、今まで自分たちだけで何かを黙々とつくることとは全く異なっていました。コミュニケーションの難しさ、個ではなくチームで取り組む難しさを知ると同様に、一つひとつ積み重なってできる大きな喜びも知ることとなりました。


伝えるための「カラクリ」

伝えるための「カラクリ」

大事なことは、プログラミングをすることではなく、蒲郡の歴史を後世に伝えるための作品のクオリティ。子供から大人まで楽しんでもらえるような表現方法はなにかを考える、それは大事なことを伝えるための「カラクリ」をつくり出すことです。もちろん、自分たちが楽しめないものでは、だれも楽しんでもらえません。自分たちがまず、満足いくようなアイデアをたくさん考え、それを詰め込んでいきました。


満足感を得られたのは、子どもたちの笑顔から。

満足感を得られたのは、子どもたちの笑顔から。

アプリがリリースされた後、メンバーはさまざまな場所で実演会を行い、その作品を披露してきました。その中で感じたことは、自分たちのつくった作品が誰かを喜ばせているという満足感。
特に小学校での実演会は、小学生のみんながiPad を手に取り、笑いながら、時には驚きながら遊んでくれている姿は、今までのどんな苦労も吹き飛ばす大きな喜びをメンバーに与えてくれました。タブレットも一般的になってきたこの時代、小学生の中には「将来、僕もアプリをつくりたい」といってくれる子もいました。
カラクリBOOKSの次回作も決まり、プログラミング研究部のメンバーは、次世代のプログラマーの想いと共に、これからもさまざまな作品をつくっていくことでしょう。

カラクリリBOOKSとは

カラクリBOOKSとは

日本の各自治体に残る、数多くの昔ばなしや伝説、伝統的な祭礼が、平成の大合併や市制化の進展にともなって、全国津々浦々の町や村で消えつつあります。
そこで、物語を電子書籍化し、タブレット型携帯端末のアイパッド(iPad)で閲覧できるよう作成することで、子どもの時の絵本の感動や興奮をギミック(仕掛け)に込めて、後世に伝えていくための活動を行っています。作品は、1自治体(合併前を重視)・1話を原則に随時、アップストア(App Store)に提供していきます。
URL:http://karakuri-books.com

竹島と俊成さん

竹島と俊成さん

カラクリBOOKS 第5話となる「竹島と俊成さん」は、愛知県蒲郡市に伝わる民話「竹島縁起」をもとに、竹島の地域に伝わる他の民話とあわせて一つの物語にしました。竹島の弁天様が、なぜ縁結びの神様と呼ばれるようになったのか。物語によって蒲郡の竹島の歴史にも興味と愛着を持ってもらえるような作品となっています。
https://itunes.apple.com/jp/app/id593318482?mt=8


想いを伝えることの難しさとおもしろさ

自分のため、だけじゃない

自分のためだけじゃない

メンバーはプログラミングが大好きで、これまでもAndroid アプリなど、さまざまな作品をつくってきました。しかし、それは自分たちのアイデアを形にする作業のだけでした。
今回のカラクリBOOKSの制作は、イラスト担当の高校生のみなさんが考ていることをどう反映するか、イメージを具体的に表現するにはどうすればいいかなど、表現することの難しさを痛感させられました。
 


ちりばめられた「自分達らしさ」

ちりばめられた「自分達らしさ」

とはいえ、つくることは自分のためでもあります。
どんな動きがいいか、どうしたら見た人におもしろいと思ってもらえるか。それは、つくることのモチベーションにもつながります。そして、最終的には難しいことができるようになるための新しい技術の修得や成長にもつながりました。
技術的なことにあまり詳しくない相手の要求にくじけそうになる時もありました。それでも完成できたのは、自分たちが満足できる作品をつくろうという意思でした。


メンバーそれぞれが繋げる作品

メンバーそれぞれが繋げる作品

この作品は、ページの展開がある絵本のような仕様。画像処理など以外は、各ページをメンバーが個別に担当し、開発しました。
特に動きや効果音などのギミックは個別に担当し、各々がおもしろそうだと思う表現をつくりあうことで、互いに競いあい、クオリティが上がるという結果につながりました。


未来へつながる結果

未来へつながる結果

リリース後は、iPadアプリということもあり、メンバーにもさまざまな反応が届きました。
特筆すべきは、就職活動の面接などでも話題に出せたこと。
学生時代に作品をリリースできたことは、社会に出た後でも経験と共に、もっともっと有利に働くことでしょう。
 


成長の後押しとなった結果

成長の後押しとなった結果

もちろん、元々優秀で素直な学生たちでしたが、つくることが好きなことで、この活動が大きく成長の後押しになりました。
私自身もプログラミングが好きでいろいろな「もの」をつくるのですが、好きだけでは乗り越えられないこともあります。
今回の活動が、社会に出た時に出合うだろう、さまざまな困難を乗り越えるための経験となればと思います。
写真左:カラクリ BOOKS 代表 筒井潔氏 写真右:情報メディア学科 實廣貴敏准教授


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