文部科学省「私立大学戦略的研究基礎形成支援支援事業」に採択。
AUTの魅力をお伝えするリポーターの情報メディア学科 中山と金子です!
今回のキーワードは情報メディア学科が研究している「ITS・ドライビングシミュレーター」。交通事故などのメカニズムを研究する「ITS」と東海4県の大学で最大級の「ドライビングシミュレーター」についてご紹介します!
(左)情報メディア学科 金子さん (右)情報メディア学科 中山さん
ねぇねぇ、うちの学校にすごく大きな画面を使ったゲームみたいな設備があるって聞いたんだけど知ってた?
自動車を運転するゲームみたいなものらしいんだけど・・・・・・。
そうなんだ~。よし!!おもしろそうだし、ちょっと調べにいってみない?これを見てる人もきっと興味あると思うよ?
ITS・ドライビングシミュレーターって何?

情報メディア学科 小塚先生に挨拶して、早速質問。
小塚先生は快く説明してくれました!
先生!すごい大きな画面ですね!この設備は何に使うんですか?
もしかして本当にゲームとか・・・・・・。
もちろん違います!
これはITS・ドライビングシミュレーターといって、実際の運転環境に近い状況を再現して、どういう状況で事故が起きるとか、運転中にどんな物の見え方をするのか、
運転中に携帯電話を使うとどのように危険かなどを研究して、交通事故などのメカニズムを研究する装置です。実際にどうやって使うかを動画で見てください。
小塚先生
ITS・ドライビングシミュレーターを簡単に説明すると、自動車の事故や渋滞などを防ぐためにコンピュータを活用して車の運転をシミュレーションして、問題を解決するためのシステムです。
- ITSって、いったい何!?
- ITS(Intelligent Transport Systems)は高度道路交通システムと訳されます。自動車の事故や渋滞・環境悪化など現代の交通社会が抱えるさまざまな問題を、最先端の情報通信技術や制御技術を使って解決することを目指すものです。
- ドライビングシミュレーターって、いったい何?
- 子供の飛びだしや、実車ではできない危険な運転状況を設定し、ドライバーの運転動作、視線などを測定解析して安全性向上を目指します。 AUTでは、平面4面スクリーンに高速道路や市街地の広視野角映像表示装置、模擬運転席、および6台の制御コンピュータを採用した研究用の大型ドライビングシミュレーターを導入しています。
つまり、事故は簡単に再現出来ないけど、この設備を使えば、
どういう状況で事故が起きるかも検証できるわけですね?
その通り!
こういった事前の研究があるからこそ、安全で快適な車社会が送れるわけです!一見、地味かもしれませんが、とても有意義な研究なのですよ。
ここで、このITS・ドライビングシミュレーターという設備にどんな機能があるか紹介しますね。
ここがすごい!
ドライビングシミュレーター(D3sim)
巨大な4面スクリーンの前で実際に運転を行うことができる設備です。一部、高解像度のプロジェクターを使うことにより、道路標識や青看板などの見え方までも確認できるため、標識の色や大きさなどを最適化する研究も行うことができます。
シナリオ計算機
ドライビングシミュレーターに表示される、通行人や対向車など、現実に考られるさまざまなパターンを入力し、シミュレーターに反映させることが出来るプログラムです。
モーションキャプチャー(リアルタイム3次元動作・視線計測解析システム)
運転者の全身にマーカーを取りつけ、運転中の挙動を細かく記録することができる装置です。
事故のとき、どんな行動をするかなど、運転者の行動を研究することができます。
この研究所では、他にも名古屋高速道路公社と連携し、料金所での車の挙動を研究し、多くのETC未装着の車が誤ってETCレーンに入りそうになっていることを発見しました。 また、NHKでも放送されたのですが瞳孔の動きを記録する装置を使って、自転車や歩行者などの視線や視界の研究など、事故につながる危険性のある状況を研究し、今後の対策に役立てようとしています。
先生!不謹慎かもしれないですけど、やっぱりこんな大きな画面で
ちょっぴりゲームやってみたいです・・・・・・。
確かに(笑)
実は、毎年オープンキャンパスのときにはこの設備でカーレースを
開催しているんですよ!
興味があったら見に来てくださいね。
もちろん、ゲームできるのはオープンキャンパスの参加者
だけだけどね!
え~。残念・・・・・・。じゃあ、これを見てる人は興味があったら
私のかわりにオープンキャンパスに来て試してみてね!
すごいおもしろい設備でしたね!
実際は車のためにすごく重要な研究をしているんですね。
では、実際にここで研究している先輩にどんな想いで研究に取り組んでいるかインタビューしてみましょう~!
インタビュー
大げさかもしれないけど、誇らしい研究です。
【大学院生 尾林さん】
私が大学の卒業研究の時に行った研究は、アイマークレコーダーという瞳孔の動きを記録して視線を測定する機械を利用し、どういった状況が考えられるかという、結果として「交通事故」を無くすための研究なのですが、アプローチはさまざまです。
これは、人はいろんな状況で、いろんな状態で生活をしているため、起こりうる事故の可能性は無限にあるからです。
その状況を私の研究によって少しでも多く仮定し、少しでも事故が減ることがあれば、本当に良いことだと思っています。大げさかもしれませんが、とても誇らしく思っています。
自由な環境、それが大きな可能性を生んでいます。
【研究員 手島さん】
ここの研究所は比較的自由に研究テーマを決めることができて、設備を使って、いろんな事が学べると思います。
とはいえ、自由な分だけテーマを決めきれない学生もいるんですが(笑)
この研究は、やはりたくさんの可能性のなかから多くの研究を行うことによって「交通事故」という社会的な問題の解決につながっていくと考えているため、
自由な環境は非常に重要ですし、この研究所の大きな魅力のひとつだと考えています。
続けること、それこそが重要。
【大学院生 尾林さん】
この研究はこれから先、ずっと続けていくつもりです。とにかく、非常に社会的意義のある研究テーマだと思っています。
これから、AUT に入学されようとする方も、ぜひこの研究所に遊びにきてください。
【研究員 手島さん】
私としては、この研究を1時間、1日、1年、と続ければ続けるだけ、誰かが助かるのであれば、これほど素晴らしい事はないと思っています。
だからこそ、「続けること」これが一番重要だと考えています。
ぜひ、これを見ている方も、一緒に研究できればうれしいです。
豊富な設備とまじめな先輩に囲まれて、自由に研究できるなんて、なんかいい事ばっかりだね!でも、本当にこんな人のためになる研究が、いろんな人に受け継がれて、広がって、社会が良くなっていくことを願います。
是非、みなさんもこの研究所に入ることを考えてみてください!
AUTの先生になる前は企業研究所の研究者でした。そこでの長年の経験を活かした実地に強い教育と研究を行い、技術とともに人間性とコミュニケーション能力を幅広く身につけた学生を育成します。
オープンキャンパスで、ぜひお会いしましょう。




