愛知工科大学 工学部

KEN BLOCK NAGOYA EXPERIENCE WITH D1 GRAND PRIX

自動車工業学科 助教 加藤 寛/KATO Hiroshi

加藤寛研究室サイト


15/01

2014年8月ぐらいにアップされていると思います。 震災から3年半経とうとしています。三陸鉄道の全線開通など、徐々に復興は進んできてはいますが、常に東日本大震災の記憶を忘れず、被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。

私どもの大学から車で1時間半ほどのところに、中部国際空港「セントレア」があります。毎年、本学では夏休みの時期にアメリカ研修や韓国研修など、希望学生ですが短期の海外研修があり、今年も自クラスの学生が数名、セントレアから海外研修に出かけます。そのセントレアにケン・ブロックが再来日するとの情報をつかみ、早速チケットを手に入れ、間近で見ることができたので報告いたします。

今回のイベントは昨年6月にお台場で行われた「KEN BLOCK`S TOKYO EXPERIENCE」以来の再来日で、ケン・ブロックの生の走りが見られるまたとないチャンスで、同時イベントとしてD1トップドライバー12名によるケン・ブロックとの対戦権を賭けた熾烈なドリフト合戦、アメリカの「X-GAMES」で活躍するプロFMXライダーによるパフォーマンスなど、見逃せない内容ばかりでした。

KEN BLOCK 1st PERFOMANCE

ここで「KEN BLOCK」をご存じ無い方に。
ケン・ブロックはアメリカ人のラリー・ドライバーで、クルマを自由自在に操ることができ、言葉で説明するよりも、ネットで調べて頂き、検索するときに「ケン・ブロック ジムカーナ」と入れて頂くと You Tubeの動画でジムカーナシリーズが6本出ていて、合計閲覧回数は2億5,000万回再生されていて、数々の広告賞を受賞しています。
今回のイベントでもそのマシン・コントロールは素晴らしく、異次元の走りでした。



FMX SHOWCASE(フリースタイルモトクロス)


フリースタイルモトクロスは日本ではあまりなじみはありませんが、カタパルトと呼ばれるジャンプ台から飛び、空中でのトリック(アクション)の完成度を競う競技です。
今回の動画では5人がトリックを連続して行っていますが、特に最後に飛んでいる「TAKA」こと東野貴行選手はアメリカの「X-GAMES」でゴールドを獲得する世界的なライダーで、 ボルトと呼ばれる空中で人間だけ360°回転するトリックを決めています。



D1 ULTIMATE 12


D1グランプリの選び抜かれたトップ・ドライバー12名によるオープニング・パフォーマンスから。
以前の私のAUT FUNの「東京オートサロン2011」での6台のドリフトも迫力がありましたが、12台によるドリフトはさらに迫力満点でした。




次にケン・ブロックとの対戦権を賭けた熾烈なドリフト合戦で、“追走”による予選で、12名から3名に絞られます。
特に昨年度D1チャンピオン川畑真人選手と、のむけんこと野村謙選手の対戦は迫力ものでした。川畑選手のR-35(GT-R)先行、のむけんのZN6(86)後追いです。




入れ替わって、のむけん先行、川畑選手後追いです。
川畑選手の寄せと角度はものすごく、当たっているのではと思えてしまいました。



ここで、またしてもトラブル発生!


一眼デジカメのバッテリー・トラブルにより、これ以降は予備に持って行って普通のデジカメの動画ですから、画質がかなり落ちてしまいます。ご了承ください。
結果、JZX100(マークⅡ)の手塚選手、R-35(GT-R)の川畑選手、ZN6(86)の日比野選手の3選手に絞られました。
3選手による単走でDOSSによる機械採点を行って、2名に絞られます。単走の最後に何故か車庫入れが待っていました。

手塚選手


川畑選手


日比野選手



結果、川畑選手と日比野選手の追走決勝となりました。決勝はD1ではありえないジムカーナ・コースのような設定で、ドリフト・マシンが障害物の隙間を縫うような走りと、ドリフトの追走ならではの接近度が迫力満点です。テクニカルなコースながら、川畑選手の後追いの寄せは素晴らしいです。


【先行】川畑選手、【後追い】日比野選手


【先行】日比野選手、【後追い】川畑選手



KEN BLOCK VS D1 WINNER


いよいよケン・ブロックとD1ドライバーのガチンコ・バトルです。ジムカーナのようなコースで、単走でタイムを競います。それぞれ2回走ります。

ケン・ブロック【一本目】


川畑選手【一本目】




ケン・ブロック【二本目】


川畑選手【二本目】



ケン・ブロックの4WDマシンでの安定した走りに対して、川畑選手はやはり慣れないジムカーナ・コースで苦戦し、二本目では1100馬力のFRマシンを豪快に振り回した結果、タイヤ・スモークは半端ないですが、最後はマシン・トラブルで終わってしまいました。


MONSTER ENERGY SHOWCASE

最後にFMXとKEN BLOCK FINAL PERFORMANCEがありましたが、雨が降ってきてしまい、最高のパフォーマンスは見られませんでした。
しかし、FMXの選手は普段の競技では絶対に飛ばないコンディションの中、観客の期待に応えてくれたり、ケン・ブロックはこれまたウェット・コンディションでの走りを見せてくれ、 逆に動画等では見られないパフォーマンスを見ることができました。

FMX


ケン・ブロック



15/02

また、パドックではOTG(大阪トヨペットグループ)の制作した、今村選手のZN6(86)にNASCARのV8エンジンを積んだマシンや、熊久保選手の今の学生に人気のS15(SILVIA)のエンジン・ルームを見ることができ、 何でも有りの改造で、自分の若いころの日産L型チューンやトヨタ2T-G、18R-Gチューンの時代を思い出しました(分からない人はお父さんに聞いてみよう!) 。

来年もセントレアでイベントを行う予定だそうで、本学は日本の真ん中あたりにあり、東にはFSW(FUJI SPEEDWAY)、西にはSUZUKA CIRCUITとどちらも高速で2,3時間の距離で、学生の中にはスーパーGTやF1を見に行く学生もいて、クルマ好きには良い環境の大学だと思います。


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