井戸掘っちゃいました(アドバイス編)

入試広報センター 主任 河合武明/KAWAI Takeaki

井戸掘っちゃいました(アドバイス編)

どうして穴が掘れるの?

皆さん、井戸堀りに興味が出てきましたか?
どうして打ち抜き式の井戸は、大掛かりな道具が無くても穴が深く掘れるのか不思議に思いませんか?
私も掘る前は、全く想像もできませんでした。



どのように穴の中で土が掘れるのか


(1)井戸枠となるパイプの中に水を入れ、井戸掘り器を上下に動かします。 図Aのように井戸穴の底に向かって井戸掘り器を突くと、水に押されて井戸堀り器の弁が開き、底の土が水といっしょに井戸掘り器の中に入ります。 図Bのように井戸穴から井戸掘り器を引き抜くと弁が閉じて、井戸掘り器の中に土が溜まります。 (2) 井戸掘り器を上下させることを繰り返すことにより、井戸堀り器の弁が開閉し、どんどん井戸堀り器の中に土が溜まります。 (3)溜まった土は、穴から井戸掘り器を引き抜いて、井戸穴の外に捨てます。 (1)~(3)の動作を繰り返し行うと 井戸枠底の濃い茶色部分の土が取れ、井戸枠が地面に沈んでいきます。



井戸掘り器の作り方


自分で出来る打ち抜き井戸の掘り方」
http://www3.ocn.ne.jp/~marchan/index.htmlを参考にしてください。
私は、図Cのように、井戸掘り器の先にツノをつけました。 ツノは、ステンレスのステーをネジで固定しました。 このツノが地面(土)をほぐすのに役立ちました。 大きい石が出たとき、運よく、このツノに挟まって石が出てきました。



この井戸が掘れる様子を実験で再現してみました。


水槽の中に土を入れ、井戸枠に見立てたパイプを土の上に立てました。 立てたパイプの中に水を入れ、中の泥水を外に出します。 実際は井戸掘り器で井戸枠内の泥水を取りますが、再現実験では、スポイトを使って水を出しました。 入れた水といっしょに、井戸枠底の土を出すと、井戸枠が地面に沈んでいく様子がわかると思います。



井戸堀りが終わったら


井戸枠内の水位が高くなったら穴掘りは終了です。 井戸枠となるパイプ周りの穴(パイプと地面の隙間)に土を入れて埋め戻します。 私は、水の通りがよくなるように底の方には図Dのように砂利を入れました。(10kg×6袋) 穴に土を入れて埋め戻すとき、棒などで突きながら穴を埋めます。 棒などでしっかり詰めながら土を入れないと、数日して土が締まり、埋め戻したところの地盤が下がる原因になります。



井戸の周りを飾る


私は、洋風の井戸にすることにしました。 まず、井戸枠パイプの周りをブロックで四角く囲んで枠を作り、レンガタイルで装飾しました。 ブロックを積んで囲んだ四角い枠の中は、底をセメンで平らに均してあります。 また、雨水が中に溜まらないように、排水講も作ってあります。 目地にはモルタルを詰めてあります。 目地を詰めるときは、布ガムテープなどでマスキングをして、タイルにモルタルが付かないようにするとよいです。



このブロック枠は、上に手漕ぎポンプを設置する台になり、中に電動ポンプを設置するための枠です。 電動ポンプが入るスペースを考慮してブロックを積みました。



手漕ぎポンプを固定する板は、枕木風のコンクリート板を使用しています。 はじめは、木の板を使って固定していましたが、水が垂れるため、板が腐ってしまいました。 枕木風のコンクリート板は、重さがあり手漕ぎポンプを動かしても振動で板がズレルことはありません。


水道の蛇口からは、電動ポンプで汲み上げた水が出るようにしてあります。 庭の水遣りには、蛇口にホースをつなげて使用しています。


手漕ぎポンプで井戸左の90リットルポリタンク(ごみ箱用のものを使用)に水をためると、井戸右の池に設置した“しょんべん小僧”がおしっこ(水)を出します。 ポリタンクの水位と、“しょんべん小僧”の水の出口の高低差による水圧を利用して水が出る仕組みにしてあります。 ポリタンクを満タンにすると、約3時間水が出続けます。



水を溜めるポリタンクの横にも水道蛇口をつけました。 野菜などの泥を洗う程度であれば、電動ポンプを動かさなくても、水を使えるので、とてもエコロジーです。


小さな池の中には、メダカや金魚、蛙、ドジョウが元気よく泳いでいます。


井戸掘りに興味のある方、参考になりましたか? 穴掘りも楽しいですが、その後の装飾など、楽しみがいっぱいですよ。 興味があって井戸掘りをされる方が順調に作業の進むことを祈っています。


自己紹介


私は、愛知工科大学/愛知工科大学自動車短期大学に勤務し、広報の仕事をしています。 受験生の入学相談などに対応するのが主な仕事です。 愛知県内をはじめ、静岡県、岐阜県などで開催される入学相談会の会場で、個別入学相談に応じています。 これまで、土木などの経験は全く無い「素人」です。 趣味は、ものづくり。 子供の勉強机や下駄箱などを製作。木工作が得意です。 今回、曽我部さんのホームページ「自分で出来る打ち抜き井戸の掘り方」 http://www3.ocn.ne.jp/~marchan/index.html を見て、井戸掘りにチャレンジしましたが、 今までチャレンジした「ものづくり」の中で1番おもしろかったのが、この井戸堀です。 必ず水が出る保障はありません。大きな石にぶつかれば、失敗となります。 とてもドキドキ、ワクワクして、とても楽しく、 家庭でチャレンジできるスケールの大きな「ものづくり」だと思います。 私の勤務する愛知工科大学では、学生たちが様々な「ものづくり」にチャレンジしています。 小規模な大学ですが、とても学生が生きいきしていて、アットホームな大学です。 気さくで面倒見のよい教授がいっぱいいます。

ぜひ、私の大学のホームページもご覧ください。


公式SNSOfficial Social Network Service

愛知工科大学、愛知工科大学自動車短期大学の公式SNSです。愛知工科大学、愛知工科大学自動車短期大学の入試広報課が運営しています。大学の最新ニュースやイベント情報などを配信しています。

  • twitter

    大学・短大
    共通

  • ライン LINE

    大学

  • instagram

    大学・短大
    共通

  • Facebook 愛知工科大学

    大学

  • Facebook 愛知工科大学自動車短期大学

    短大

  • youtube

    大学・短大
    共通

資料請求Document request

大学案内パンフレット、入試ガイドなど各種資料をお気楽にご請求ください。
資料申し込み方法は、「電話」「E-mail・FAX」「フォーム(インターネット)」「テレメール」による申し込みとなります。

0533-68-1135(代表)受付時間:平日9:00~17:00

本学のイベント情報や学内ニュース、入試情報など最新情報は、Facebook・LINEからも得ることができます!

  • 資料請求 Document request
  • お問合せ Contact Us