愛知工科大学 工学部

超かんたん「ペットボトルでハエ取り器」【改良・自由研究編】

入試広報センター 主任 河合武明/KAWAI Takeaki

子どもでも作れる

前に紹介したハエ取り器。
小さいハエはたくさん取れたが、大きなハエはイマイチだった。 中に入れる餌も、酒、酢、砂糖を計量して混ぜたりするのも面倒くさい。
もっと手軽に、もっとたくさんハエを取ることができないだろうか?

実験を重ねて、新しいハエ取り器が完成

以前よりも簡単な餌で、大きなハエがいっぱい。 毎日、10匹くらい入るスグレモノ。 地域の特性や季節にもよると思いますが・・・ 試してみる価値はあると思いますよ。

小学生のみなさん、ハエ取り器を作成して自由研究はどうかな? どんな餌をいれたら、どんな場所に置いたら、入り口になる穴の形は、丸と四角では? ハエの習性なども調べて、新しいハエ取り器の製作にチャレンジすると、面白いレポートを作ることができるのではないでしょうか。

ハエが入る様子を見ているだけでも面白い。 ハエと人間の知恵比べ。 我が家はそんなにハエだらけなの??? いいえ、犬の糞にハエが4、5匹たかるくらい。

それでも、こんなにいたんだね。(^_^)



改良版、ハエ取り器の作り方


作り方(1)


500mlのペットボトルを用意。
できれば、炭酸などが入っている丸いものがベスト。



作り方(2)


ペットボトルの底から6cmくらいのところに
直径1cmくらいの穴を1つ空ける。



作り方(3)


(2)で空けた穴の中心から、上2cmくらい、 下2cmくらいまでの幅で、ペットボトルの周囲に2mmくらいの穴をたくさん空ける。

ハエよりも小さな穴を無数空けることで、 中の餌のにおいが出てくるようにすることが目的です。




ドリルが無い場合は、
ハエの入口はカッターで切り込みを入れて作り、
2mmの穴は、釘などを火で熱して、プスプス刺せばできあがり。
ただし、熱する釘は、ペンチなどで挟んでヤケドに注意!



作り方(4)


餌は、前日の食卓にあがった刺身の切れ端など。 ペットボトルの口から入れ、 底から4cmくらいまで、水を入れる。 (魚を料理した時の、捨てる内臓などでもOK)

水を入れるのがポイントです。 中に入ったハエは、この水に溺れます。 くさい臭いが出る餌がベストです。 ハエの入りが悪いときは、餌の工夫を!!



作り方(5)


日の当たるところに、吊るします。

餌と水を入れて、 2時間くらいすると、水が濁ってきます。 こうなってくると、ハエがよってきます。 北側(太陽が当たる面と反対側)にハエの入口がくるように設置すると、中のハエが出にくくなります。



入ったハエが、多少は出てしまうこともありますが、中に入れた餌によっては、ハエが入り始めるのは2日後くらいになります。
ハエで困っている地域なら、数日後、きっと中はハエがいっぱい。中の水がハエで真っ黒に。
こうなると、臭いにつられてハエがよってきます。
毎日、ハエ取り器の中底3~4cmに水が入っていることを確認してください。蒸発して水が少なくなったら、水を足してください。

我が家では、ハエ取り器を2つ製作し、10日間で約100匹が取れました。

簡単な工作でできるスグレもの。
子どもさんとの工作で作ったり、夏休みの自由研究などでも楽しいのでは。
穴を空ける時は、保護者の方が注意してあげてくださいね。
ハエにお悩みの方も、ぜひ、お試しあれ。


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