服部 幸廣

ハットリ ユキヒロ (Hattori Yukihiro)
自動車工業学科
准教授

写真:服部 幸廣

最終学歴
名古屋工業大学大学院 工学研究科 機能工学専攻 博士後期課程修了
学位
博士(工学)
職歴
出光興産(株) 機能材料研究所
平成元 年4月 愛知技術短期大学自動車工業学科 講師
平成19年1月 愛知工科大学短期大学部 自動車工業学科 助教授
平成19年4月 愛知工科大学自動車短期大学 自動車工業学科 准教授
担当科目
ガソリンエンジン整備/ジーゼルエンジン整備/物理学/工学基礎/ 機械製図/自動車工学実習II
研究分野(専門分野)
流体工学
研究課題
プッシュプル局排装置における流れ場の構造解明/使用済み自動車のリサイクル/道路容量を考慮した信号機による交通流制御
受賞
平成23年度財団法人東京自動車普及協会懸賞論文 優秀賞
平成24年度財団法人東京自動車普及協会懸賞論文 優秀賞
平成25年度財団法人東京自動車普及協会懸賞論文 優秀賞
平成26年度財団法人東京自動車普及協会懸賞論文 優秀賞
所属学会
(社)日本機械学会/(社)自動車技術会
学会及び社会活動
(社)日本機械学会東海支部第62期 商議員
(社)日本機械学会運営委員(環境工学部門)
東三河懇話会国際自動車コンプレックス研究会(アドバイザー)
主な著書
・ELV処理システムにおける解体技術の役割(自動車技術会技術報告シリーズ38),共著,平成16年5月, 自動車技術会,自動車リサイクル法の施行が迫るなか、各メーカーはリサイクル技術の動向をにらみつつ、より高度なリサイクル設計を進める必要がある。本書ではリサイクル技術部門委員会が行ってきた調査研究をもとに、最新の使用済み自動車解体処理システムを解説し、環型社会における自動車リサイクル技術のあり方を考察した。
主な学術論文
・交通流の分散化制御による自動車排出ガスの低減および拡散,共著,平成11年6月,流体熱工学研究34巻1号,pp.29-39,セルオートマトン手法を用いて、道路交通網の各交差点間に道路容量を与えて信号機制御するシミュレーションで、初期状態では渋滞している交通流を分散化し、輸送効率を向上させるとともに加速、減速、停止台数を減少させCO排出量の低減が図れる場合があることを明らかにした。
・交通流の車群化制御による輸送効率の向上,共著,平成12年6月,流体熱工学研究35巻1号,pp.121-133,初期状態で平均的には軽交通であるが部分的に渋滞しているモデルに対し、東方向、北方向各々の道路上の全車両台数を検出し、道路単位長さ当たりの東方向、北方向の流量比をもとに各交差点に設置した信号機の青時間を与え、同時に各交差点間にある車両台数を逐次検出し許容台数と比較して、その大小関係により強制的に信号表示を切り替えることで、通常の制御と比較して輸送効率の向上、排気ガス(CO)の低減、およびその分散効果が得られた。また、制御された交通流は結果的に適当な車群を形成した。
・上海市および南昌市における自動車整備中古車市場、廃車解体,共著,平成18年3月,愛知工科大学紀要,第3巻,pp.103-112,日本国内では、平成17年1月から通称「自動車リサイクル法」が本格施行され、使用済み自動車の適正処理が始まった。一方、現在モータリゼーションを迎えている上海市の自動車整備、中古車市場、廃車解体の現状を把握した報告は皆無である。本報ではその調査結果の詳細を報告した。
・2次元的に一様な平面噴流生成のための考察,共著,平成19年3月,愛知工科大学紀要第4巻,pp.23-26,有害ガスを発生源において局所的に完全に除去できるプッシュプル完全局排装置の設計手法を確立するためには、噴出しノズル口で平均速度分布が一様な2次元平面噴流の生成が第一に重要になる。本報ではその生成における考察を述べた。
・プッシュプル完全局排装置に関する基礎研究(第1報,漏れ限界流量比とプッシュプル流れの特性),共著,平成21年5月,日本機会学会論文集B編75巻753号,pp.1076-1083,本研究の目的は、エネルギー消費が少なく、有害ガスをその発生の局所で完全に捕集することができる新しいプッシュプル方式を開発することである。そのためには噴流周辺の流れをも含めたプッシュプル流れの平均速度分布、乱れの実効値、乱流バルジ構造と間欠性などの流れ特性の詳細を明らかにする必要があるが、第1報では、漏れ限界流量比より小さい場合と、それより大きい場合のそれぞれについて、プッシュプル噴流の速度分布の流れ方向の変化を調べ、吸い込みがどのようにプッシュプル流れに影響するのかについて実験的に考察した。
・プッシュプル完全局排装置に関する基礎研究(第2報,プッシュプル流れの乱れ特性),共著,平成22年12月,日本機会学会論文集B編76巻772号,pp.2002-2010,第2報では、第1報に関連した重要設計上重要な問題である乱れ特性として、乱れ強度、レイノルズせん断応力、乱れの間欠性を取り上げる。そして、これらの流れ方向の変化を調べ、吸い込みが、どのようにプッシュプル流れの流れ構造に影響するのか、また、静止空気中に噴出する2次元噴流とどのように相違するかについて明らかにした。
・プッシュプル完全局排装置にプッシュプル完全局排装置に関する基礎研究(第3報,流れ特性に及ぼすノズル・フード間距離の影響),共著,平成23年2月,日本機会学会論文集,B編 77巻 776号,pp.1054-1063,ノズル・フード間距離は装置の設計上重要な要素である。第3報では、ノズル・フード間の無次元距離を、「ポテンシャルコア領域より少し長い程度の短い距離」「未発達領域である距離」「二次元噴流において完全発達領域に達するまで長くした距離」に設定し、それぞれの漏れ限界流量比で運転したときのノズル・フード間の流れ特性への無次元ノズル・フード間距離の影響を明らかにした。
・Basic Study on Perfect Push-Pull Local Ventilation,共著,平成24年12月,Journal of Energy and Power Engineering6(2012)pp.1940-1944,平成22年12月国際会議で発表した内容について論文誌に掲載された。
その他:学会発表等
・Re-manufacturing the Apparatuses of End-of-Life Vehicles for Saving Energy and Preventing Environmental Pollution,単著,平成13年7月,5th World Multi-conference on Systemics,Cybernetics and Informatics,2001,Proc.Vol.Ⅶpp.420-425,使用済み自動車から取り外したスタータおよびオルタネータの再生を行うことによる、鋼、銅、アルミニウムのリサイクル効果を推計した。
・The Status Quo of Maintenance of Vehicles, Market of Used Vehicles, and Dismantling Of Disused Vehicles in Shanghai and in Nanchang,単著,平成18年5月,自動車技術会,2006年春季大会学術講演会前刷集,No.31-06,pp.1-4,モータリゼーションを迎えている上海市の自動車整備、中古車市場、廃車解体の現状を調査し、その結果を報告。自動車整備工場は約3300箇所あり、整備工場の規模や整備士の人数、資本金などで3種類に分類されている。第一種工場は約300あり、これらの工場は日本の工場と同様の高い整備技術を持つ。第二種工場は約1200あるが、技術が不十分な工場もある。第三種工場は約1800あるが、これらの工場はタイヤ交換ラジエータ交換など13種類に分類された交換作業のみが許可されている小規模な工場である。自動車販売台数の増大に対して整備体制が遅れている。中古車市場、廃車解体についても統計資料を用いて解説。
・Basic Study on Perfect Push-Pull Local Ventilation,共著,平成22年12月,13th Asian Cogress of Fluid Mechanics,2010 Proc.Vol-1,pp.557-560.
・蒲郡技術科学振興会主催,第13回公開講座および交流サロン,平成23年7月23日,「2次元噴流を用いたプッシュプル完全局排装置の流れ特性」について講演。
・プッシュプル完全局排方式に関する基礎研究(第4報:破断限界流量比とプルームの拡散特性)、平成24年3月、日本機械学会九州支部講演論文集pp.57-58。プッシュプル局排装置のノズル・フード間の下方から、有害ガスに見立てた軸対称浮力噴流(プルーム)を上向きに噴出させた場合の破断限界流量比を可視化実験により求めた。また,プッシュプル流れに誘引されたプルームが下流に拡散していく様子を定性的に明らかにした。
・水平なプッシュプル流れに上昇する軸対称浮力噴流が誘引される流れ場の温度特性,平成25年3月,日本機械学会中国・四国支部講演論文集(CD)。直径0.63マイクロメートルの白金製冷線を接続した定電流温度計を用いて流れ場の瞬時温度を測定し、平均温度および温度変動の実効値を求めプッシュプル流れに誘引された浮力噴流がかく拌,拡散する様子を定量的に明らかにした。

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