現代社会でますます利用量が増加している電気エネルギー。そのための発電システムは大型化し、電力供給網は複雑化の一途をたどっています。その結果、地震等の災害が発生するとその被害は広範囲になり、影響度はより深刻になっています。
本研究室では災害等が発生した時、緊急連絡等に必需品となるスマートフォン等への充電といった必要最低限の電力を確保できることに特化した超小型モバイル発電機の開発を追及しています。
エネルギー源となる、身の回りに無尽蔵にあるある太陽光やLED等の照明からの光エネルギーあるいはテレビ、ラジオ、携帯電話、無線LAN等の電磁波エネルギーさらには土中にいる微生物の活動エネルギー等エネルギー密度の低いものから、いかに高効率で電力に変換するか、避難時に老齢者でも負担にならず持って移動可能のための小型化等目指しています。