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小塚一宏名誉・特任教授がKDDIと自転車ながらスマホの危険性検証実験を発表しました

京都府は2018年4月1日に自転車保険加入の義務化などを中心とした自転車条例を施行します。
KDDI(株)は、京都府などと連携して自転車安全・安心プロジェクト「STOP! 自転車ながらスマホキャンペン」を3月20日から開始しました。
この中で、自転車ながらスマホの危険性検証実験を小塚一宏名誉・特任教授監修のもと、2月24日に京都府庁内の道路で実施しました。
被験者として関西学生報道連名の11名の協力を得て実験を行い、内9名の有効なデータを取得しました。

3月20日に京都で報道発表が行われ、小塚一宏名誉・特任教授が実験結果について解説しました。
ながらスマホ運転では、適切な運転に対して
①歩行者の見落としが50%増加する
②歩行者を認識するまでの時間が0.7秒遅れる
③歩行者を注視する時間が23%に減少する
などの結果が得られました。どれも重大な交通事故につながる要因です。

最近の傾向では、自転車事故の加害者に莫大な賠償金を命ずる判決が出ています。
自転車運転中のながらスマホ操作は、危険ですので全体に止めましょう!!

実証実験結果をまとめた動画(KDDI)