愛知工科大学 工学部

愛知工科大学は、IoT(Internet of Things)時代のモノづくり人材を育成するため、
従来の学科教育に加え、学科横断型教育の2本立てによる特別選抜の
「IoTモノづくりコース」を開設します。
IoT時代のモノづくりに必須となるデジタル化技術やネットワーク化技術、
データ活用技術に関連する科目をコース科目として設定。
IoTによるモノづくりの進化・革新を担うエンジニアを育成します。

IoTとは?

IoTとは、Internet of Thingsの略で「モノのインターネット」と訳されています。
ここでいう「モノ」とは、例えばテレビや冷蔵庫、洗濯機といった家電製品、クルマ、家など、身近にあるさまざまな「モノ」を指します。つまりIoTとは、「ありとあらゆるモノがインターネットに接続する世界」ということになります。しかし、ただインターネットにつながるだけでは意味がありません。そこで重要となるキーワードが「センサ」「クラウド」「人工知能」「フィードバック」です(下図参照)。
IoTが実現されることで、「すべてのモノがインターネットに接続され、それが一つの情報システムになることで、人とモノ、モノとモノとがコミュニケーションできる世界」が誕生します。これにより、モノやシステム、サービス、産業、ビジネスなど、さまざまな分野に新たな価値を創出します。

IoT概念図

IoT時代のモノづくりとは?

コンピュータの進歩やIoT時代の到来によって、あらゆる「モノ」がネットワークにつながりはじめています。例えばリストバンドをつけることで施設の入退場やオフィシャルホテルのドアの開閉、食事、ショッピングなどが行えるテーマパークがあります。そこでは、リストバンドからの情報を来場状況の確認や混雑状況に応じたスタッフの配置、グッズなどの在庫管理に役立てています。つまり、単にネットワークにつながる「モノ」づくりではなく、そこから得た情報を分析、活用することで、新たな価値を生み出しているのです。それは製造業=モノづくり業界も同様です。工場内のロボットやラインをコンピュータで一元管理し、カメラやセンサで得た情報をもとに生産管理や品質管理、在庫調整などを行うことで、コスト削減や品質向上、さらに製品を購入した顧客からの情報を分析することで、製品の改良や新製品の開発などへとつなげることができます。IoT時代のモノづくりは、すべての過程がコンピュータのもとで一元管理され、顧客(=社会)の必要に応えて、新たな価値を生み出す活動へと進化しています。

IoTモノづくりコースとは?

IoT時代のモノづくりは、「モノ」をつくる専門知識と技術に加え、モノづくりのすべてを見渡せる知見をあわせ持ったT型能力(人材)が求められます。「IoTモノづくりコース」では、まずエンジニアとしての確かな土台を形成する本学独自の「AUT教育」により、総合力と実践力を養います。そのうえで、各学科教育により、モノづくりのための設計力と製作力を身につけます。そして、その4つの力の上にさらにIoTのコア技術となるデジタル化技術とネットワーク化技術、データ活用技術を修得させるのが「IoTモノづくりコース」です。
幅広い専門知識と技術を修得するために、所属学科のカリキュラムに加え、IoTに関連する他学科の科目やコース専用のカリキュラムを修得するため、従来の学科教育では実現できない「学科横断型」の特別選抜コースとして開設します。

IoTモノづくりコースの教育フロー

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