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データサイエンスにより福祉施設授産製品の魅力を高めるプロジェクトをスタート

データサイエンス

本学では地域活動の担い手不足、地域コミュニティの衰退、まちの活力低下などの課題解決に向けた地域活性化プロジェクトに取り組んでいます。令和5年度のプロジェクトの一つである「感性工学プロジェクト」では、情報メディア学科の講義「データマイニング」において、地域の福祉施設、行政と連携し、福祉施設で生産される授産製品の販売の際に使用するPOPやディスプレイのデザインに対してデータ分析と提案に取り組んでいます。

第10回の講義では、協力施設であるサポートくすの木、わくわくワーク大塚の職員に来学いただき、施設や生産されている商品の紹介に加え、利用者の方々や職員の方々の活動の様子についてご説明いただきました。今後、若者に対して授産製品の魅力が伝わるPOPやディスプレイのデザインを提案するために、学生の一部が施設を見学し授産製品の魅力を理解したうえで、講義で学んだデータサイエンス手法を活用した分析に取り組んでいきます。

講義の最終回には分析結果に基づく新しいデザインの提案発表会を実施します。データサイエンススキルを修得するだけでなく、データサイエンススキルにより実際に社会問題を解決できる人材の育成を進めてまいります。