自動車工業学科 鵜飼達也

De N oN Boo!(デンオンブー=電音部)のあゆみ

自動車工業学科 助教 鵜飼 達也/Ukai Tatsuya

De N oN Boo!(デンオンブー=電音部)のあゆみ

2004年(平成16年)5月

アンサンブル同好会として、6名で発足。部の備品もなく、個人の楽器を持ち寄り近隣の団体に混ぜて頂きながら細々と活動を開始。
大学祭には、当時、自動車工業学科の学生が中心となって、初めて学祭が始まる前のステージでの演奏を行いました。

2005年(平成17年)1月

コンテストへの参加意欲があっても同好会には予算が無く参加を諦めかけていたところ、太田学長(当時)先生の一言で参加が決まり、このメンバーで初めてアンサンブル・コンテスト愛知県大会に出場。銅賞を受賞。


2005年(平成17年)5月

1年生の新たなメンバーが加わり、バリチューバ四重奏としての練習を強化。

演奏指導の先生2005年(平成17年)10月

大学祭は、軽音部ではないので、メインステージのイベントに組み込んでもらえず出演を断念。

2005年(平成17年)12月

幸田高校主催アンサンブル・コンテストに出場。高い評価を頂きました。

2006年(平成18年)1月

新メンバーで、再びアンサンブル・コンテスト愛知県大会に出場 銀賞を受賞。

2006年(平成18年)3月

個人・重奏コンテスト出場 優秀賞受賞 中部本大会出場権獲得

2006年(平成18年)4月

個人・重奏コンテスト中部本大会出場 優良賞受賞 当時は部室も練習場所も無く、6号館8階の講義室を土曜日や日曜日、平日の深夜に使わせて頂き、メンバーは、とても大変な思いをしながらコンクールの練習をしました。

2006年(平成18年)5月

コンクール実績が認められ『吹奏楽部』に昇格。

2006年(平成18年)9月

地域の市民団体にご一緒させていただき、愛・地球博での演奏に参加。お恥ずかしい話、この頃は部室も無く、楽器類も個人のものしかない状態で、外部団体に混ぜて頂き活動をしていました。

2006年(平成18年)10月

この年の大学祭も模擬店を出すことに。部長を中心に、焼き鳥を売りました。主だった部員が短大2年生であったこともあり、認定講習のためコンテストへの出場を断念。残った数名の部員で、地域の団体への参加を活動の主軸に置きました。

2007年(平成19年)5月

機械システムの3年生を中心に8名入部。1名を除き全員が楽器初心者。備品として、トロンボーン1本、トランペット2本、ホルン1本、セット・ドラムを購入。

2007年(平成19年)10月

この年の大学祭は、合奏演奏が出来る状態ではなく、結局模擬店をすることに。部長を中心に、焼き鳥を売りました。(実は、翌年の学祭も焼き鳥を売りました。)

2008年(平成20年)5月

備品の楽器に空きがなく、なかなか思うように楽器を購入することが出来ない関係で、新入部員の募集が出来ない。そのような関係で、新入部員はゼロ。全員が工学部4年生という危機的状況。しかも、卒研の関係で、部活にもなかなか集まれない中、なんとなく音が出せるかな?位に成長。でも卒業が迫っているという状況に。次年度解散の危機でした。

2009年(平成21年)5月

自動車1年生を中心に強力なメンバーが集まり、合奏を再開。この頃、6号館での練習に苦情が出た関係で、なんとか4302資料室をお借りすることができ、楽器・備品の一時保管場所ができました。しかし、空調はなく、西日でパネルヒーター状になった壁からの放射熱と相まって、夏場は異常な蒸し暑さの中での練習。楽器もトラブルが続出。

この年から管楽合奏と言う形態を捨て、トランペット、トロンボーン、サックスだけではなく、キーボード、ドラム、マリンバ、バイオリン、エレクトリック・ギター、エレクトリック・ベースを加えた、本格的なポップス・フュージョン・バンドとして活動を開始。

2009年(平成21年)10月

大学祭では、体育館のメインステージで、芸能人のライヴの前に前座として演奏。予定時間の変更で、お昼休みに演奏。友人、親御さんたちが見ることは出来ませんでした。

2010年(平成22年)3月

内田学長(当時)先生より、学位授与式での演奏を依頼される。式中の国歌斉唱の伴奏と、式が始まる前の祝賀演奏退場の時の行進曲を演奏。左の写真は、リハーサルの風景。

2010年(平成22年)4月

式も同様に演奏の依頼がありました。トランペット担当の学生が卒業してしまっていた関係もあり、急遽顧問がトランペットを吹くことに。式中の国歌の演奏の指揮を、学生指揮者がタクトを振るという珍しい状況でした。

この年から、さらに活発な活動が始まりました。部長を中心に、学内での演奏や学外への遠征。他大学との交流。ポップス・フュージョン・バンドとして、自由な形態で自由な演奏活動をして行きました。

2010年(平成22年)5月

4301講義室での特別演奏会。2009年度の大学祭では、タイムテーブルから外されてしまい、保護者の方々が我が子の演奏を聴きに来た時には、既に演奏が終わってました。卒業式、入学式の演奏はお聴かせすることが出来なかったということもあり、身内を対象に、学生や教職員にも呼びかけ、学内コンサートを開催。4310講義室を拠点とした演奏活動が、ここから始まりました。

2010年(平成22年)8月

幸田町民会館で行われたバンド・コンテストに出場。(写真左)、全国から32団体の参加があり、11位でした。そのままの勢いで、岡崎市篭田公園にて、イベントに参加。パワフルな演奏をしました。(写真右)

2010年(平成22年)8月

吹奏族にも参加したのは、この年から。この年の夏は、ほとんど休みなく活動、練習の繰り返しでした。

2010年(平成22年)8月

演奏する人数の関係で、メインステージでの演奏は難しいことから、初めて4301講義室での演奏会を実施。午前、午後、別々のプログラムでの演奏は大変でしたが、やりきりました。

2010年(平成22年)10月

大学祭2日目には、本学の体育館にて名古屋吹奏族さまのご協力のもと、AUTコラボ族を実施。おかげさまで、社会人の方々や地元中学生・高校生の管楽器愛好家の方々で、100名を超える参加者がありました。これだけの大人数での合奏に、部員も圧倒されていました。大学祭では、体育館を雨天の場合にメイン会場として使用するため、今後は使用しないで欲しいと言う申し入れにより、これだけの人が集まる学内イベントも最初で最後になってしまったのは残念でした。

2011年(平成23年)3月

学位授与式での演奏。大学には楽器の備品が少なく、備品の楽器に担当者がいる間は部員の募集ができません。個人で楽器を持っていなければ参加出来ないことから、同じ学年に部員が多い年は、部員が卒業してしまうと残る人数が極度に少なくなってしまうのが悩みです。この年度、残ったのは正規の部員4名。常葉学園音楽科の学生3名の応援と本学の2名の在学生の応援で、祝賀演奏と国歌の伴奏を何とか務めました。

2011年(平成23年)4月

入学式での演奏は、外部の協力は得られず、4名の部員と2名の在学生での演奏となりました。顧問が一人しかいない関係で、入学式での演奏の記録写真取れなかったので、写真が残っていないのが残念。

2011年(平成23年)4月

部員数が少ないので、ドラムや電気楽器に管楽器の音が負けてしまいます。その関係で、この年度から簡易PAを入れて音を作ることにしました。もちろん、ドラムの音はマイクでは拾っていません。

2011年(平成23年)7月

学内コンサートとして、コンサートを実施。入学して、初めて楽器を持った学生も、全員が一人で演奏をすると言うコンサートでした。写真が残っていなくて残念。顧問一人では、なかなか記録が取れないのが泣き所です。

2011年(平成23年)9月

学祭に向けて、本格的な合宿練習をしました。

2011年(平成23年)10月

大学祭で2日間の演奏会の一コマ。

2012年(平成24年)3月

学位授与式での演奏。公式行事でも、顧問がタクトを降っている関係で、記録写真が撮れないのは残念。

2012年(平成24年)4月

入学式での演奏。

2012年(平成24年)5月

好評だったホールでの合奏練習会を実施。地元の中学校を中心に、近隣の管楽器愛好家の方たちと総勢約60名を超える合奏をしました。これも諸事情がございまして、今後の実施が危ぶまれています。

2012年(平成24年)7月

学内発表会と称し、初のサマーコンサートを実施。入学して来た新たなメンバーが加わり、バンドを再編。本格的なLive構成の演奏を試みました。「演奏を聴きに来て下さい。」というのは勿論ですが、「じっと聴いていて下さい。」というのに違和感を感じ、「聴きに来て下さった皆さんと、この時間を一緒に楽しみたい。」という想いを形にしたい。そんな想いからコール&レスポンスやダンスも取り入れ、「講義室をLive houseに」という合言葉のもとLive ぽっく演奏してみました。DTMを組み合わせての音作りも、この頃から始まりました。スモーク・マシーンやレーザー照明機器も導入し、ちょっとかっこいいですよね。

2012年(平成24年)12月

初のホール棟での、初のクリスマスLive。諸事情により、ここでの演奏は最初で最後になってしまったのも残念。しかし、卒業するメンバーが抜けても、この人数でクリスマス・ソングは勿論、あの「第9」を、ダンス・アレンジして演奏してしまう彼らの実力は、確かに驚異的なものになって来ました。

2013年(平成25年)1月

初のニューイヤー・コンサート。冬休みを挟み、クリスマス・コンサートとは全く別のプログラム。短時間でよく仕上げたものだと感心。このときの目玉の曲は、何と「威風堂々」。この曲でさえ、ダンス・アレンジしてしまう彼らは、最高にカッコ良かったです。少人数でも、実力の持ち主である部員達の迫力のある演奏。演奏面では新しい手法を確立。演奏のクオリティーは、かなりのレベルに達していました。

2013年(平成25年)3月

位授与式での演奏(写真は、式後の記念写真)。DTMを組み合わせるだけにとどまらず、なんと、DJマシーンを使い音響管理。更にカオシレーターまで取り入れ、強烈なキック・ビートや特殊音まで取り入れた演奏を可能にしました。オペレータは顧問・・・。

2013年(平成25年)4月

式での祝賀演奏。保護者からのお褒めの言葉を頂くなど、今迄に一番クオリティーが高い演奏が出来たと思います。

もはや「吹奏楽」では無くなっている昨年度10月の学祭以降、「吹奏楽部」からの名称を変更しようと考え、部員より名称を募りました。 「けいおん」ではないので、「重音」? でも、ヘビメタでもないからなぁ・・・想いは巡りめぐって、25年度前期部長が発案した「電音部」という名称に落ち着きました。電波学園「電音部」何かのアイドル・グループみたい・・・と思い

というのが、正式名称となりました。
これも、何かとかぶっていますが・・・けど、〝ヨシ〟しとして下さい。
DENONは、オーディオ機器メーカーです。ロゴをかぶらないように。De N Aとも・・・
(ちなみに、DJマシーンは〝DENON製〟を使用しています。)  

元々は、「電気機器を使って音を楽しむ部活」という意味で命名したつもりだそうですが、顧問が言うには、その時に居た部員の共通点からだとか、なんとか・・・・。
○田君、△田君、□田君、◎田君、○○田君、☆田君・・・みんな〝田〟「=でん」が付く「音」の倶楽部。
〝そんなのありか!ぶぅー「Boo!」〟で、De N oN Boo! だそうです。

2013年(平成25年)4月

入学式祝賀演奏後、間髪入れずに別プログラムで新入生歓迎 Liveを実施。大変盛り上がりました。入部希望者も沢山・・・でしたが、部室に人が収まらない。楽器が全然足りない。部費は大幅削減・・・結局、残ったのは14名。それでも、沢山の1年生の入部は、心強いです。

2013年(平成25年)5月

学内発表会「UCHCONDA」を実施。一生懸命練習に『打ち込んだ』のと、DTMに『打ち込んだ』を掛けた、ライヴ・タイトル。今回は、1年生に天才DJが入部。ご機嫌なDJプレイを披露してくれました。

2013年(平成25年)6月

ハニーサックル・ローズ・ライヴ。常葉学園 井上幸子先生のプロデュースバンドに、De N oN Boo!のメンバーが参加。音科生との共演で、クオリティーの高い演奏をすることができ、お客様からもお褒めの言葉を頂きました。

2013年(平成25年)7月

De N oN Boo!の進撃は続きます。今度は、4301講義室から、4303資料室を Live会場にしてのサマコン実施。お客さんとの距離も近く、まさに本物のLive。 キャパは、ほとんど埋まりました。

2013年(平成25年)8月

OB、OG同士の結婚式二次会での演奏。OBの先輩方とのコラボも実現しました。

2013年(平成25年)9月

学祭に向けての強化合宿。本年度の練習場所は、なんと、本学部室でした。そんなわけで、記録写真を撮っていなかったのが失敗でした。

2013年(平成25年)9月

De N oN Boo ! から派生した、Spin off Band の Live。部長のSaxの演奏が光ります。

2013年(平成25年)10月

大学祭でも、Spin off Band が、メインステージで大暴れ。 ボーカルを入れた『Orange tea(写真左)』と、インスト・バンドの『音切り四人衆(写真右)』

大学祭4301講義室での演奏会の様子

今年もプログラムを変えての2Day’s。改めて、クラッシック曲にも挑戦。でも、メドレーにしてしまうところが『De N oN Boo !』。あくまでもクラッシックコンサートのパロディですが、フォーマル・スーツで、しかも座って演奏しています。指揮者はいずこ・・・?

ポップスの演奏になると、一気に Live 感が盛り上がります。毎度のように、お客さんと一緒に踊ります。みんなで踊りを覚えましょう。

盛り上がった学祭ライヴも終了。最高のクオリティーを誇った4年生たちは、国家試験に向けての勉強のため卒部します。(・・・ところが、密かに12月に卒業Live を計画中とか。。。。)

2013年12月20日(金) 4301講義室にて

クリスマス・コンサートを行います。 本学初の高校さんのゲスト。蒲郡高校吹奏楽部混成七重奏の皆さんをお迎えしてのコンサートになります。

De N oN Boo!による「クリスマスコンサート」を12月20日(金)に開催