機械システム工学科

松浦研究室

大気圧プラズマの新しい発生方法と活用法

松浦研究室松浦 寛 教授

キーワード微細加工・プラズマ加工/表面処理・改質/材料工学

微細加工プロセスによって形成される表面状態は、材料の強度・耐久性・接着性などの機能特性に大きな影響を及ぼします。本研究室では、機械加工と材料特性の関係を実践的に学べる教育研究を展開しており、特に表面処理・改質技術として大気圧プラズマを用いた表面機能制御に取り組んでいます。微細加工後の表面にエネルギーを付与することで、濡れ性や接着性などの変化を可視化し、ものづくりの本質理解につなげる教育を目指しています。

一般に大気圧プラズマの安定生成は容易ではありませんが、本研究室では企業での装置開発経験を活かし、磁界共振を利用したフィードバック制御により、安定したプラズマ生成を実現する装置を開発しました。この装置を用いることで、加工表面への局所的なエネルギー付与が可能となり、表面構造と機能の関係を実験的に理解することができます。

本研究室では、独自に開発した実験装置を活用し、機械加工・表面処理・材料工学を統合的に学ぶ教育を実践しています。加工条件が材料特性にどのように影響するのかを「見て・測って・理解する」ことを重視し、実践的なものづくり教育を推進しています。