情報メディア学科

神邊研究室

人間に寄り添うシステムが、生活を楽しくさせる。

神邊研究室神邊研究室

キーワード人間工学/感性工学/人間支援工学/リハビリテーション支援/高齢者・障碍者支援

神邊研究室

本研究室では、人間一人一人の動作や心理を分析し、さまざまな活動を支援するシステムについて研究を行っている。例えば、リハビリテーションは、継続的に実施することが不可欠である一方、セラピストの不足、被訓練者の意欲や達成感の醸成の難しさから、セラピスト、被訓練者ともに負担が大きい。そこで、家庭でも安全に取り組むことかできるリハビリテーション支援システムを開発しています。「楽しみながらリハビリができる」、「気が付いたらリハビリできていた」をコンセプトに、ゲーミフィケーションの要素を取り入れ、被訓練者に受け入れられるリハビリの場の提供を目指しています。
また、人間の感性にマッチした製品の設計手法の提案として、生体信号からユーザによる製品の操作感を推定する試みも行っている。将来的には、その場その場で変化する人間の感情に合わせてシステムが人間にはたらきかけるシステムの実現につながると想定されます。
人間を理解し、人間に寄り添う支援システムが、生活を「楽」にするだけでなく、「楽しく」させてくれるでしょう。