情報メディア学科

久徳研究室

技術の穴を補いあう最適なシステムで、 一歩先の安全を。

久徳研究室久徳 遙矢 助教

キーワードセンサフュージョン/画像・映像処理 三次元点群処理/知能化モビリティ/車両周辺環境認識技術

自動車の運転は、認知・判断・操作の繰り返しです。先進運転支援・自動運転技術の実現においては、その一部、もしくは全部をシステムがになうことが求められます。本研究室が取り組むのは、「歩行者はどこにいるか?」「他の車両の状況は?」など認知に関する技術。カメラや車載センサの精度は近年向上したものの、あらゆる状況に対応することは依然困難です。例えば可視光カメラは夜間などの条件下では、その性能を十分に発揮できません。一方、遠赤外線カメラはさまざまな環境に対応できますが、可視光カメラより撮影できる情報が乏しい弱点が。技術レベルを向上させるのはもちろん、こうした認知モジュールの特性を把握し、補完しあう手法の構築も重要な研究課題となります。環境や観測対象にあわせた最適なパターンを探ることで、より洗練されたシステムを実現したいと考えています。