機械システム工学科

大平研究室

代替燃料を用いた際のエンジン燃焼を解析し、課題解決の糸口を見出す。

大平研究室大平 哲也 教授

キーワード内燃機関/燃焼/自動車工学/品質工学

国連気候変動枠組条約締約国会議(通称COP)パリ協定で「世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて1.5℃に抑える努力をする」目標が示され、日本においては、2050年までに80%の温室効果ガスの排出削減を目指す目標を掲げている。

日本のCO2排出の15%を占める自動車も動力源であるエンジンは、石油由来の燃料から再生エネルギーによるグリーン燃料や製造過程でもCO2を排出しないブルー燃料などの新燃料への転換が求められている。一方、新燃料を市場に投入した場合のエンジン実用における品質は、検証すべき課題となっている。

新燃料を用いた際のエンジン燃焼の分析、信頼性の課題抽出とその解決の糸口を見出すことを研究テーマとして取り組む。