自動車工業学科 鵜飼達也

De N oN Boo! Christmas Live レポ

自動車工業学科 助教 鵜飼 達也/Ukai Tatsuya

De N oN Boo! Christmas Live レポ

平成25年12月20日金曜日 平日の17時からという無謀な時間帯でDe N oN Boo! Christmas Liveが行われました。今まで演奏の要であった4年生が抜けた後の初 Live ということもあり、ドタバタ感がありましたが、立派にやり遂げたLiveのレポをします。
今回初めて、蒲郡高校さんをゲストにお招きしたLiveとなりました。
準備の関係で開演が30分ほど押してしまい、定刻前にご来場いただいたお客様をお待たせして大変申し訳ございませんでした。ここで改めてお詫び申し上げます。
すみませんでした。

外部講師

最初は、外部講師のU先生による聖歌からクリスマスに関係する曲をビブラホンで演奏。
ビブラホンの澄んだ音色は、クリスマスの雰囲気を盛り上げてくれました。

混成五重奏

聖歌をU先生が混成五重奏にアレンジして下さり、珍しい編成の管楽器による演奏。クリスマスらしい雰囲気でした。

ピアノとドラムでアンサンブル

外部講師のI先生と四年生S君。今回、特別に演奏をご披露頂きました。ピアノとドラムだけで凄いアンサンブルが出来てしまうというのを見せて頂き大変驚きました。さすが先生とS先輩。神降臨状態でした。

外部講師はスゴイ

外部講師お二人による演奏。全国規模で展開している楽器屋さんが主催する個人コンテストで、二大会連続全国大会に出場。入賞されてみえる実力はさすがです。両先生とも、クラッシックからポップスまで自在に奏でる実力は、De N oN Boo!に無くてはならない存在です。

本日のメインゲスト

蒲郡高校吹奏楽部 管打楽器混成七重奏の皆さんの演奏。柔らかく優しく、そして力強い金管楽器群の迫力のある演奏に加えて、さっそうとしてカッコイイ打楽器のアンサンブル。演奏の迫力が違いました。

???

舞台転換の休憩をはさんで、Live に。暗転からの登場で、一体何が起こったのか。とある運命の始まり???
レーザーやムービングヘッドなど照明は、正式に同好会となった「照明同好会」による演出。輸入品のため、英語のマニュアルを見て操作を理解し、プログラムを組んでの自動演出を可能にしています。 Y君の実力、半端ないっ!!  毎回Liveで使われているバックのロゴも、彼の作品です。

今回のLive の方向性は顧問が少しだけ示しましたが、照明に関しては、設置からプログラムまで、情報メディアの3年生のY君が中心になって行いました。学外のLiveやイベントにも出掛けて、色々と研究するその意欲や姿勢は立派です。卒業年度の大学祭ではどんな演出をしてくれるのか、今から楽しみです。
一方、音響の方も正式に同好会となった、「PA同好会」が活躍。De N oN Boo!では、今まで楽器演奏や楽譜を読むことに無関係だった学生も少なくありません。そんな「楽器初心者」でも、演奏活動が出来るようにDTMを組み合わせた演奏形態を実現しています。
この打ち込み作業や音の鳴り方作るのは、全て学生自身の手作業です。

DJマシーン

高音を鳴らしたい。低音を響かせたい。会場の雰囲気でノリを作りたいという、Liveならではのこだわりを実現するのに、なんと、DJマシーンを活用しています。

恒例のダンス

さて、Live も佳境に入りました。De N oN Boo!お約束のダンス。今回はクリスマスに関するダンスもあり、初めてお越し下さったお客様は〝何これ?ぽか~ん〟状態。うーん、楽しんで頂けたか心配です。
ここでも、外部講師による振付け学生たちによる構成など、みんなで作り上げていくLive 感がとても良かったと思います。

4年生が抜けてしまった後、この部活はどうなるだろうか心配していましたが、3年生と部長のM君(実は1年生)、来年度部長予定のS君らが中心となって Live の企画・運営を行ってくれて、まずまずの出来だったと思います。
このような機器を使いこなしてしまう情報メディア学科の学生たちや、ムービングヘッドなどの取り扱いが出来てしまう制御ロボット工学科の学生たちの実力の高さを、改めて思い知らされました。また、自動車の学生たちの設営や撤収など、面倒なことも気にせず直ぐに行動に起こせる行動力など、本学の学生たちの良いところを再認識させられました。
学科や学年を越えて、同じ目標のものを作っていくことでお互いを再認識し、友情を深め合って行けるが部活の良いところ。あえてコンクールやコンテストに拘らず、成果を試す場所を、独自の運営での Live として、みんなでお互いを高め合う。新しい2つの同好会とともに形成されている〝Team De N oN Boo!〟は、まさにAUT教育の目指すところと一致しているのかも知れません。