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電子ロボット工学科:モデルロケットで学ぶ「設計の本質」

モデルロケットで学ぶ「設計の本質」

愛知工科大学では、1年次の共通科目「AUT教育入門」の後半(第10~15回)において、各学科の特色をいかした専門的な講義を展開しています。電子ロボット工学科では、ロボットなどの工業製品をゼロから設計するために必要な素養を実体験を通して学ぶことを目的として、火薬を用いて打ち上げるモデルロケットを教材に採用しています。
モデルロケットは、理科学教材として高く評価されており、大学生向けの技術系競技会も開催される本格的な教材です。本授業では、以下のようなステップを通じて、設計と数学・物理・専門科目との関連性を深く理解します。

  • 座学による理論学習
  • 表計算ソフトを用いた高度シミュレーション
  • 実際の打ち上げ実験
  • 実験結果の考察と報告書作成およびプレゼンテーション

今年度は新たにArduinoを用いた小型高度計を導入し、2年次で学ぶマイコン講義への橋渡しとして、より高度な電子技術への関心を高める工夫も施されています。
授業は、日本モデルロケット協会の指導講師資格を持つ教員が、安全に配慮しながら実施しており、学生たちは真剣な表情で取り組んでいます。

体験教室のご案内

電子ロボット工学科では、高校生に限らず、小中学生のみなさんも参加できるモデルロケット体験教室を実施可能です。興味のある方は、ぜひお気軽ご相談ください。未来の技術者への第一歩を、ここから踏み出してみませんか?

問いあわせ先:nakaya-jun[at]aut.ac.jp ※ [at]を@にしてご連絡ください。