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機械システム工学科2年生がロボットコンテストに挑戦 -課題解決力を育むPBL型授業-

課題解決力を育むPBL型授業

11月10日(月)の「プロジェクト実習2」の講義において、機械システム工学科2年生を対象としたロボットコンテストを実施しました。本コンテストは、実践的な演習の一環として実施され、学生一人ひとりが自ら製作したロボットを用いて課題に挑みました。

今回の課題は、障害物を乗り越え、壁にタッチしても自律的にスタート地点へ戻ってくるロボットの設計・製作です。月面探査など、人が立ち入ることが困難な状況を想定した設定となっており、学生たちはロボットの機構設計に加え、プログラムによる制御も含めて試行錯誤を重ねました。ロボットは「レゴマインドストーム」を用いて個人で作製され、それぞれのアイデアや工夫が反映された多様な機体が見られました。

コンテスト当日は、学生たちが互いの成果を見守りながら、成功や課題を共有し合う姿が見られ、実践的な学びの場として大いに盛り上がりました。

この取り組みは、課題解決型学習(PBL)の形式で行われ、実際の社会課題に通じる思考力や応用力の育成を目的としています。本学では、今後もこのような実習を通じて、社会のニーズに応えられる実践力と創造力を備えた人材の育成に努めてまいります。