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感性工学手法による地元土産のパッケージデザイン案の成果発表会を開催

本学では蒲郡市の委託を受け、地域活動の担い手不足、地域コミュニティの衰退、まちの活力低下などの課題解決に向けた地域活性化プロジェクトに取り組んでいます。
その一環として情報メディア学科では、3年生講義「データマイニング」において、感性工学手法によるお土産パッケージデザインの分析・新パッケージの提案に取り組んできました。その成果発表会を、協力企業様などのご出席をいただき2022年7月26日および8月2日に実施しました。発表会の様子は地域の新聞などでも取り上げられました。

分析対象は、蒲郡市内の企業である有限会社ヤマロク食品様の「ガマゴリうどん」と、株式会社笹やGroup様の「ガマ弁」のパッケージデザインです。受講学生は、講義で学んだ分析手法を駆使し、現在のパッケージデザインが与える印象(感性)がどのようなものか、またその印象を表現するデザインがどのような設計要素であるかについて,それぞれ分析しました。さらに、分析結果に基づいて、狙った印象を与える新しいパッケージデザインを提案しました。

今回のプロジェクトを通して、学生はデータからの知識発見の面白さや実用性を学ぶことができただけでなく、地域企業の商品に対する思いも理解することができました。また、協力企業の方からは、「皆さんの提案を採り入れるように検討したい」とコメントをいただきました。

本学では今後もデータサイエンス教育や産学官連携活動に積極的に取り組んでいきます。